2015年9月30日水曜日

WUGらしさってなんだろうね

先日やっと9か月ぶりの更新を果たしましたが、それからまた数日たたないうちに更新するネタが出来ました。劇場版『Wake Up, Girls!青春の影』を公開初日に見てきました。初日なのでもちろん、舞台挨拶付きです。兄とは別々に発券したのですが、図らずも席が前後になっていました。劇場内はほぼ満席でしたが、9割方男性ファンでした。ライブの時も痛感したのですが(そういえば8月にWUGの2ndツアー仙台公演に参戦しました。ブログ書けばよかった)、WUGは女性ファンが少ない気がします。過去にラブライブやアイマスの映画を見た時は、男女比にそこまで激しい差を感じなかったのですが。なんでですかね。

『Wake Up, Girls!』はOrdet×タツノコプロ制作のアニメです。
2014年1月10日に劇場アニメ『 Wake Up, Girls!七人のアイドル』が放映され、その公開と同時にテレビアニメシリーズ『Wake Up, Girls!』が放送開始しました。この企画はもともと東日本大震災を受けた東北復興の一環として始まり、素人の女の子の中からオーディションで声優を選び、彼女たちの名前や個性を投影してアニメキャラクターが描かれました。だから声を当ててる女の子たちももちろんかわいいです。そして彼女たち自身も、声優であると同時に、Wake Up, Girls!というアイドルなのです。つまりこれは現実とハイパーリンクしたアニメ作品であるといえます。この現実とハイパーリンクするというのがWUGの醍醐味でもあります。アニメが終了したあとも、全国ツアーやラジオ番組など精力的に活動してきたWUGメンバー。最初はバラバラだったみんなも、メキメキ実力をつけ、そしてユニットとしての団結力も高まってきました。私自身、それは8月のライブを見に行って感じました。そして今回の劇場版前編は、アニメが終了した後も活動を続けてきたリアルなWUGの成長した姿を踏まえて制作されています。最初の劇場版からずっと応援してきたわたしたちワグナーにとっては、これ以上ないくらい嬉しいご褒美のような、そんな作品になりました。

テレビアニメの時は作画崩壊の誹謗中傷が多く、ファンとしてもつらかった記憶がありますが、今回の劇場版はもうめちゃくちゃ作画が綺麗です。やっぱり映画だと時間もお金もある分クオリティが上がるし、当たり前のことかもしれないのですが、それでもやっぱり綺麗でした。ネタバレしないで感想を書くのが難しいのですが、タチアガレをみんなで歌をくちずさむシーンが、本当に綺麗で涙が止まりませんでした。そしてエンドロールで流れる今回の主題歌「少女交響曲」、最高です。公開前から何度も聴いた曲なのに、映画を見た後だと歌詞の重みがまったく違うので、ボロボロ泣いてしまいました。あとWUGだけではなく周囲の大人もまんべんなく掘り下げていることで、飽きさせない作りにもさせてあります。パンフレットの中でヤマカンさんが「不特定多数ではなく、ワグナーのお客さんに響くようなものを、クローズドな空間で楽しんでもらう確実な方法としての映画」と話していましたが、この映画の丁寧さなら新規のアニメファンでも十分に楽しめそうだなあと思いました。ストーリーうんぬんという意味ではなくて、この映画でWUGの魅力に気が付いてくれる人は絶対にいるんじゃないかなっていう、そういう意味においてです。内容に触れないで書くと、こんなもんかなあ。

劇場を出ると、早速後編のキービジュアルが公開されていました。めっちゃくちゃかわいかったです。そして背景のイルミネーション、多分仙台の恒例行事光のページェントだと思うんですよね。違かったら恥ずかしいけど。でも12月だし、ちょうど光のページェントの時期だし、そうだと思うんだけど。とにかく早く後編が見たいです。おわり。

2015年9月23日水曜日

久々の更新がこれでいいのかな

久し振りに筆をとりました(とってない)。
最後の投稿が劇場版アイカツで止まっていたのですが、今回は現時点でのアイカツ最新話について、思うところをまとめておきたいと思います。
普段はアイカツが大好きで、このブログでも好意的な意見しか書いたことが無かったのですが、今回は少し自分の中で引っかかったことを書いてみるつもりです。こういうの現実で話すと「女児アニメに何ムキになってるの......」と思われる恐れがあるからです(話す相手も特にいない)。

問題の最新話は第151話 「ステージの光」です。 
現在、アイカツアニメ内では「大スターライト学園祭」というイベントが開催中で、すでにトライスターやポワポワプリリンといった主要アイドルたちは自分たちのステージを終えていました。どのアイドルもとてもいいステージで、この時点で私の中ではポワポワプリリン、トライスター、バニラチリペッパーの順で評価していました(これアイカツ見てない人に向けて書くのめちゃくちゃ恥ずかしいグループ名だなと今痛感しています)。

残すところは現シリーズ主人公のあかりちゃん、スミレちゃん、ひなきちゃんのグループ「ルミナス」、そして前シリーズ主人公のいちご、あおい、蘭のグループ「ソレイユ」です。この2グループの実力差は歴然。そもそも積み重ねてきた年数が違います。実力で言えばいちごたちソレイユの圧勝ですが、それをどこまでルミナスが追いかけることが出来るか。ここに重点を置いて、この151話まで丁寧に特訓の描写を描いてきました。そして151話で、あかりちゃんが成長した姿を見せてくれます。96,97話でいちごがあかりちゃんに話してくれた「星は見えないけど昼間も輝いていて、頑張っている時自分には分からなくても、確かにちょっとずつ成長しているんだよ」という話を、あかりちゃん自身がスミレとひなきに話すシーンです。あかりちゃん、成長したなあと思わず泣いてしまいました。ずれていたスペシャルアピールも猛特訓のおかげでぴったり揃うようになり、これはひょっとするとソレイユに勝てるのでは、とそんな期待すら抱かせてくれるほどでした。

それがリルビーリルビーてなんだよ!!!!!!!!!!!(リルビーリルビーはライブで使用した楽曲です、聞いてみてほしいです、私はアイカツで久しぶりの糞曲だと感じました)(失礼)
正直ネットだと高評価なんですけど.......リルビーリルビーでトライスターに勝てたとお前らほんとに言えるか???ここは素直にOP踊ればよくないか???ライブ映像も使いまわしだぞ???
私には正直、スタッフがわざと手を抜いたとしか思えないライブ映像でした........。
前回使ったライブ映像の背景変えたくらいしか変化は気付けませんでした。
その分、ソレイユのダイヤモンドハッピーの力の入れ具合といったら、すごかったです。カメラワークもヌルヌル動いて、出だしからオーラが溢れていました。これはソレイユ優勝で間違いない、その確信を改めて強くしてくれるライブでした。
最終的な順位は1位ソレイユ、2位ルミナス、3位トライスター、4位ぽわぽわプリリン、5位バニラチリペッパーでした。

どうしてOPを踊らなかったのか?そしてライブ映像も前回と大差ない、ほぼ使い回しの映像にしたのか?これについて自分なりに考えてみると、理由はひとつしか思いつきませんでした。ルミナスがソレイユに「負けた」とハッキリ印象づけるため、これしか理由は無いのです。あのライブを比べたら、確実にルミナスがソレイユに負けたと分かります。でも、全体の順位で見てみた時、あのライブで果たしてトライスター、ポワポワプリリンに勝てたのかと聞かれると、それはちょっと素直に頷くことはできないのではないでしょうか。
ルミナスがソレイユに勝てないのは当たり前で、わざわざ手を抜くことはないと思います。全力でぶつかって、それでもなおソレイユには届かない、そういう本気のライブをぶつけてほしかったです。それでこそ、いちご達の強キャラ感が強調できると思うし、それなら2位という結果も納得できます。ブランクがあったとはいえ、長年アイカツ界の頂点に君臨していた美月さんやそのほかの先輩を蹴散らして2位になるのは、あのライブではあまりに説得力が足りないと、私はそう感じました。

こういう声へのカバーとして、投票方法が最終日にまとめて投票する方式だから最終日にライブをしたルミナスが有利だったという設定も挙げられていましたが、それもやっぱり後付けの理由に感じます。せっかく丁寧に特訓の描写もしたのだから、ライブでその成果をいかんなく発揮してほしかった、そう思ってしまいました。 でもあかりちゃんたちに罪はないですし、努力した結果が2位というちゃんと目に見える形で報われるのは、アイカツのいいところだと思います。

でもやっぱりな~~~OPのヌルヌルしたダンス、踊ってほしかったな~~~~~。
それぞれの好みかもしれませんが、あんなに特訓したのにあんな簡単な振付で2位って、そりゃがっかりするよ。
今回初めて否定的な感想を書いてしまいましたが、大スターライト学園祭はとっても楽しませてもらったし、これからのあかりちゃんたちへの期待もさらに大きくなりました。
来週のアイカツも楽しみにしています。勉強しろよ。おわり。